ブライダルドック
医院名 川口クリニック
住所 〒604-8176
京都府京都市中京区御池通室町東入竜池町448-2
アクセス 京都市営地下鉄烏丸御池駅 2番出口より徒歩1分
電話番号 075-222-8727
eメール info@kawaguchi-clinic.net
川口クリニック

婦人科一般

子宮内膜症

子宮内膜症とは

子宮内膜症

子宮内膜症とは子宮内膜あるいはそれに類似する組織が子宮内腔以外の場所、たとえば卵巣や腹膜にできる病気です。そしてこれらの組織が月経周期に合わせて正常の子宮内膜と同じようにその場所で増殖や出血を繰り返すため、卵巣の腫大や腹膜の癒着などが生じ強い痛みがおこったり臓器の働きが悪くなったりする疾患です。

以前は子宮内膜症を子宮大部筋層に発生する内性子宮内膜症と子宮外に発生する外性子宮内膜症に大別されていましたが、内性子宮内膜症は子宮腺筋症(子宮の筋層内の内膜が増殖や出血をくりかえし子宮の壁が厚くなり子宮が肥大する)と呼んでいます。

子宮内膜症の原因はまだよくわかっていませんが子宮内膜移植説(卵管を逆流した月経血中の内膜細胞か腹腔内に着床する)や体腔上皮化説(腹膜などには未分化な細胞が存在しておりこれらがなんらかの刺激をうけて子宮内膜に変化する)などがあります。子宮内膜症の直接の原因ではありませんが、発症を促す遠因としてあげられているのが晩婚・少子化です。子宮内膜症の自然で有効な予防・治療法は妊娠だといわれています。月経がなくなるとこの病気はよくなるわけですが、妊娠すると長期間月経がとまるので小さな内膜症病変はその間にほとんど自然消滅してしまいます。

しかし近頃は初経が早くきて晩婚の傾向にあるためひとりめの子供を生むまでに長いあいだ月経が続き、また生む子供の数も少ないので、出産を終えたあとも閉経までかなりの期間があります。こういったことが子宮内膜症が増えていることに関与していると考えられます。

内膜症がよく発生する場所は卵巣(チョコレート嚢胞)、ダグラス窩、腹膜、膀胱などの骨盤内にある臓器ですが身体中にできる可能性があります。稀には肺やへそ、腎臓、手足などに発生した例もあります。


こんな場所に子宮内膜症はおこります

前から見た図
横から見た図

子宮内膜症の症状

子宮内膜症の1番の症状としてひどい月経痛があげられます。また、排便通、性交痛、腰痛などもあわせてもっている人もいます。子宮内膜症の隠れた症状が不妊症で子宮内膜症疾患者の3割に不妊症があり、不妊症患者の5割に子宮内膜症があるとも云われています。

不妊の原因としては卵管の癒着などにより卵管の動きがわるくなったり卵管が閉鎖したりすることや、子宮の腫大による受精卵の着床障害などが考えられますがまだ完全にはわかっていません。子宮内膜症の症状は、病巣の大きさ、数、位置、周囲の臓器への影響の度合いなどによりビーチャイム分類という方法で4期に分類されています。 

子宮内膜症の診断方法

問診、内診のほか超音波検査、血液検査、MRT、CT、内視鏡検査(膜腔鏡、子宮鏡)などで行われます。

子宮内膜症の治療法

子宮筋腫・子宮内膜症の治療法にはいろいろの方法がありますが患者さんの年齢、症状の程度、妊娠の希望などを考慮して決められます。


1. 経過観察

主に無症状の子宮筋腫で治療希望の無い場合など。定期的に検診を受ける。


2. 薬物療法 

(A)対症療法

月経過多にともなう貧血に対し増血剤や止血剤の投与をします。月経困難症には消炎鎮痛剤の服用をします。


(B) ホルモン療法

閉経すると筋腫や内膜症病巣は縮小します。このことを利用して一定期間閉経と同じようなホルモン状態を作り筋腫や内膜症病巣を小さくする方法です。この治療を行うと治療期間中は筋腫、内膜症病巣の縮小や月経時のつらい症状は改善しますが更年期障害と同じような副作用が現れることがあります。 その他子宮内膜症には経口避妊薬(ピル)を用症状の改善をはかる方法があります。


(C) 漢方療法

効果判定がやや難しい点がありますが患者さんによっては症状の改善が認められることがあります。


 3. 手術療法

子宮筋腫・子宮内膜症の手術療法には病巣だけを取り除く保存的療法と子宮や卵巣を全摘出する根治療法があります。


(A) 保存的療法(子宮筋腫核手術、子宮内膜症病巣核出・凝固術療法)

子宮筋腫、卵巣子宮内膜症性嚢胞(チョコレート嚢胞)の核出や子宮内膜症では卵巣・腹膜病巣の電気凝固などを行います。保存的療法は治療後の妊娠、出産が可能ですが再び、子宮内膜症が再発することがあります。


(B) 子宮全摘除術

子宮筋腫の再発はありませんが妊娠は出来ません。子宮内膜症では卵巣の摘出が必要なことがあります。手術の方法には保存的手術、全摘出ともに開腹手術、膣式手術のほか腹腔鏡下手術などの内視鏡下手術や内視鏡を併用して行う方法がありますが子宮筋腫、子宮内膜症の症状や患者さんの希望を考慮して決められます。

子宮内膜症の治療法

その他、子宮内膜症(チョコレート嚢胞)にはアルコール固定術(膣式に嚢胞の内容腋を吸引した後に嚢胞壁を無水アルコールで固定する方法)や子宮筋腫に対しては新しい試みとして子宮動脈塞栓術(子宮筋腫の栄養血管をふさぐことにより筋腫を小さくする方法ですが治療例が少なく副作用や長期的な影響については今後の検討が必要とされています)があります。

このように、子宮筋腫・子宮内膜症の治療法にはいろいろな種類がありますがそれぞれに長所、短所があり治療法の選択は年齢、症状、妊娠希望などを考慮してなされます。

以上、子宮筋腫・子宮内膜症について述べて来ましたが、もし子宮筋腫・内膜症と診断されたときには自分の子宮筋腫、内膜症の状態や病状がどのようなものかをよく知り、自分の心身にどのような影響が出ているかをチェックし、自分のライフプラン(妊娠、分娩の希望など)を十分に考えたうえでの対応が望まれます。

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子宮筋腫

子宮筋腫とは

子宮筋腫とは子宮の筋肉にできる良性の腫瘍、いわゆる「こぶ」のようなかたまりですが成人女性の3~4人に1人が筋腫を持っているとも言われるほどの頻度の高い病気です。

子宮筋腫がなぜできるかについては良くわかってはいませんが、初経前に筋腫の発症がほとんど見られないことや閉経後には筋腫の縮小が見られることから筋腫の発生や発育には女性ホルモンが強く関与していると考えられています。

子宮筋腫の大きさは豆粒のように小さいものから大人の頭ぐらいの大きさまでいろいろありますが、たいていは複数個できているのが普通です。子宮筋腫は子宮のどこの部分にできて、どの方向に成長するかにより大きく漿膜下筋腫、筋層内筋腫、粘膜下筋腫の3タイプに分かれています。

子宮筋腫の症状

子宮筋腫の症状

子宮筋腫の代表的な症状は月経過多とそれにともなう息切れやだるさ、慢性的な疲労感などの貧血症状です。

そのほかに強い月経痛や、下腹部痛、頻尿、腰痛、便秘、下腹部がふくらんでくるなどさまざまな症状がありますがまったく症状がないこともあります。

子宮筋腫の診断方法、治療法

子宮筋腫の診断方法、治療法は、子宮内膜症の「診断方法」、「治療法」をご参照ください。

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更年期障害相談

更年期障害相談

閉経前後の約10年間、つまり閉経をはさんだ前後約5年間を「更年期」と言います。更年期になるとのぼせ、動悸、不安、関節痛などいろいろな症状が見られるようになります。

趣味や運動でリラックスすることも大事ですが、症状に合わせて漢方薬や抗不安薬を使う方法や不足したホルモンを補うホルモン補充療法などの治療法もあります。悩まず、ご相談ください。

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生理不順/生理痛相談

生理不順

生理の周期が短くなったり長くなったり、また生理がなくなったりします(無月経)。不正出血が続くこともあります。ホルモン検査、超音波検査や必要であれば子宮癌検診などをおこないます。

生理不順の診療の流れ

1

まず超音波検査で出血の原因がないか検査し、ガン検診やホルモン的な異常が無いか検査します。

2

月経周期の乱れは、薬を投与する事により、正常な状態に戻していきます。


生理痛(月経痛)

生理のときには、お腹が痛くなることが多いのですが、日常生活ができなくなるくらい強い痛みがある方や、市販の鎮痛薬だけでは効果がない方はぜひ治療の相談にいらしてください。

生理不順の診療の流れ

1

まず月経時に鎮痛剤を投与し痛みが軽減するかどかを観察します。

2

鎮痛薬だけでは十分な効果が得られない時は、低量ピルを勧めています。

3

低容量ピルに対し、心理的に抵抗感がある方には、漢方薬も処方することがあります。

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性感染症相談

性感染症とは

性行為、その類似行為により伝播する感染症で、寄生虫、細菌、ウイルス等が原因となり、厳密にいうと現在80種類以上の疾患があるといわれています。その主なものは、クラミジアという感染症があります。 

性感染症の症状

■ 女性の場合⇒ おりものが増えたり、色が変わるなどの変化、性交痛や下腹痛などです。   


■ 男性の場合⇒ 排尿するときの痛み、尿道から分泌物、睾丸が腫れて痛いなどです。


◆症状がでにくいため、気がつかないうちに進行
クラミジアによる性感染症は、男性ではまず尿道炎、女性では子宮頸管炎として起こります。 感染初期にはっきりとした自覚症状がないことが特徴です。 女性では半数以上が自覚症状がないまま経過し、気がつかないうちに症状が進行したり、パートナーに感染したりすることから注意が必要となります。


 ◆治療しないで放置しておくと不妊症や母子感染の原因に
クラミジアによる性感染症を治療しないで放置しておくと、子宮から卵管を通って腹腔内に広がり、激しい下腹痛(急性膜症)を起こすことがあります。また、不妊症、子宮外妊娠等の原因となることがあります。このような状況に至らないために、早期に検査を受け、できるだけ早く適切な治療を受けることが大切です。

性感染症の診療の流れ

クラミジア感染症は、外来で簡単に検査できます。

薬を服用するだけで、治療できます。

きちんと治っているか必ず確認してください。

※パートナーの治療も必要です。

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   8月15日(火)、16日(水)

          

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